チヌの稚魚放流に参加してきました。

堺新港に渡船が集まり、バケツリレーで稚魚を各船のイケスに運び、
各渡船区に戻り放流という流れなのですが…
小さな命を少しでも元気な状態で運ぼうと慌ただしい現場でした。

体長約5センチの温室育ちのお坊ちゃまくんたち。
約3万匹の稚魚が放流されました。
頑張って元気に育って欲しいですね。

レーダーの近くに放流中。
大きくなったらまた会おうね♪
放流後、レーダーへ。
おやつを食べて、の~んびりと準備をして波止際を覗くと…
ケーソンの継ぎ目にお坊ちゃまくんたちが集まってきています。

初めての海なのに行くべき場所が分かるんですね。
本能って凄い!
なので継ぎ目近くを避けて落としたのですが…
パイプを落とすとお坊ちゃまくんたちが寄ってくる(^-^;
釣る気はないけど、引っ掛かりでもしそうで…
エサをフジツボに変えました。
これが正解なのか失敗なのか…
アタリはいっぱいありました。
…というか、あったみたいです。
アタリが分からず潰されまくり…でした。
何度か分かったアタリもあって合わせたら素針ばっかだし…
唯一釣れたのが引ったくってくれたこの子。

この大きさになるまで沢山の海の恵みと厳しさを受けてきたんでしょうね。
海に育てられ元気に大きくなった命、大切に接してあげたいですね。
もっともっと大きくな~れ。
14時にサンバシへ。
まずは…タコ!

北港のニュースタイルのタコの落とし込み(笑)
先週末、よく釣れていたのを見てタコ軸買っちゃいました。
で…30分程で飽きました(汗)
当たらんし…無反応です。
なので普通にチヌの落とし込み。
だけどこっちも当たらん…チヌさんも無反応。
先端に向かえば向かうほど、海の顔色も悪くなっていく…
イワシが海面で怪しげな動きをしていたり、
よく分からない生き物がプカプカしてたり…
帰りはほとんど落とすことなく船着きまで引き返しました。
船着きの段々の所は一応反応があるらしく…


私もちょっぴり遊ばせてもらえました。
サンバシの直線に戻り落としていくけど…ダメみたい。
海面に顔を出して壁をムシャムシャしてるエイさんと
おもいっきし目が合ったのでカメラを向けたら逃げられ撮影失敗。
恥ずかしがり屋さんですね(笑)
そのままアタリの貰えぬまま時間がきて終了です。

初めてチヌの稚魚放流に参加させてもらったのですが、
いい経験が出来たなって思います。
沢山のチヌが生きる大阪の海…
毎年放流を続けてきた成果もあるけれど…その子供や孫たち。
厳しい世界を生きてきた生命力とそれを育てた豊かな海があってこそ。
そんな中で遊ばせて貰ってるんだってことを忘れずにいたいですね。
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